幹事代行会社ってどう？

近ごろ、二次会の幹事を代行してくれる会社がずいぶん増えました。どんな感じなんだろう？と気になって、口コミや評判を調べている人も多いことと思います。何度か代行屋さん進行の二次会に立ち会って感じたメリット・デメリットをまとめました。

とにかく手間がかからない

会場の手配、出席人数の把握、タイムテーブル作りや景品の用意…。忙しい新郎新婦に代わって、全部担当してくれます。

友人に負担がかからない

司会者がいる、というのはやはり安心ですね。プロの司会者には大人数をまとめる手腕があります。また、カメラマンや受付などもスタッフの人が担当してくれるので、出席してくれた人が全員ゲストとして楽しむことができる点も、大きなポイントです。

費用の問題

【新郎新婦が払う料金+ゲストからの会費の一部】が、会社側の売上になります。必然的に、普通の二次会に比べて会費は割高になりがちです。｢新郎新婦の料金負担は0円｣というプランもありますが、その場合はもちろんゲストの会費がさらに高くなります。会費に対して料理などの内容はどうか？ということは、気に留めておきたいところです。

プロっぽすぎる？

代行会社の仕事は、台本にのっとってキッチリと二次会を進行すること。どうしても、ゲストとの間には温度差があります。二人のことを良く知っている幹事さんのパーティーには、お祝いの気持ちで運営される、あたたかい雰囲気があります。緊張したり、計画通りにならなくても、それはそれで楽しいものです。ここはプロもかなわないポイントだと思います。

本当にプロ？

プロの司会、カメラマンと一口にいっても色々。実際にはアルバイトの人もいるようです。事前にどんな人が担当してくれるのか確認させてもらえると良いのですが、本番になってみないと分からない部分も多く…なかなか難しいところです。

まとめ

披露宴と同じくらい幅広い招待客を相手にきちんと進行するのは、プロの手を借りないと難しいです。初対面の人が多い、という時も頼りになります。

親しい人たちの集まるパーティーの場合、プロ然としたスタッフや司会者はかえって馴染まないかもしれません。

会社によっては、必要な部分だけ頼めるプランもあります。（景品だけ、受付だけ、カメラマンだけ、など）集まってくれる人たちの顔を思い浮かべつつ、ケースに合わせてかしこく利用したいですね。